ウォークマンと私。

今日7/1はウォークマンが発売された日だそうです。
私は今でこそ、音楽が身近に無い生活なんて考えられませんが、小学生から中学生にかけてはまるで、音楽番組もドラマも観てないおたくな小学生、中学生で、今は大好きなB'zすらまともに知らなかった頃がありました。友達から、「kikiも少しは音楽を聴いたら?」と幼なじみに誕生日に使い古した中古8cmシングルCDをもらって、CDラジカセで歌詞カードを何度も読みながら聴いてたのは槇原敬之の「SPY」と米米クラブの「俺色に染まれ」でした。
そんな私がウォークマンと出会ったのは中学生の頃だったと思います。母の遺品の中にあったSONYの黒いカセットウォークマンで、父に内緒で使い始めました。
当時は98年頃でしょうか。
友達からいろんな曲が編集されたカセット聞いてるうちにミニコンポが欲しくなって、高校入学と同時にアイワのミニコンポを買ってもらいました。コンポで必死にFMラジオ聴いたりしてたのもこの頃。GLAYが大ヒットして、GLAYTAKUROのラジオを聴くのがいつも楽しみでした。
最初に買ったMDウォークマンにはラジオも付いてて、それはSONY製でした。
MDを買った時には頭出しが革命的に楽になったことや、曲名が表示されること、音質が向上したことに激しく驚いたものです。
その後も何度か買い替えてMDウォークマンは2003年、大学三年になるくらいまでは使っていたと思います。

ですが、その頃、ついにWindowsパソコンに対応したiPod miniの躍進が始まり、私も4GBのiPod miniを夏休みに買ったことを覚えています。そこからは、徐々にApple製品に馴染みが出来ていき、iPod classiciPhoneMacBook Proを買っていくに至るわけです。

iTunesで音楽を買い、MacBook Proで音楽や写真を管理し、iPhoneで音楽を聴くようになった2013年の今でもイヤフォンはSONY製ですが、SONYでなくてはいけない、SONYだからいい、という製品はウォークマンを置いて他に無かったのでしょうね。

イヤフォンで街中で音楽を楽しめる文化が世界に定着したのはウォークマンのおかげだと思います。そんな文化や生活に密着した製品がまた生まれるといいですね。