3泊4日 沖縄石垣島と竹富島、小浜島周遊の旅

やってきました、長期旅行。赴任が決まる前から予約していたHISのツアーですが、赴任直前と言うのに、厳しい日程で飛ぶことになりました。

9/20 土曜日
06:25 ANA羽田
09:40 石垣島
朝は朝イチの東海道線始発を逃すと取り返しがつかなかったため、殆ど寝ずに出発、飛行機の中ではうつらうつらしました。
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今回は台風の接近が折からの懸念でした。もしかしたら飛行機は着陸出来ないかも…とか考えられていましたが、そうはなりませんでした。

風は強いですがなんと天気はもっていて晴れていました!時たま1分から5分くらいのスコールが降る感じです。
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10:10 路線バスで空港から石垣港離島ターミナルへ
片道540円

10:47 離島ターミナル着
タクシーでホテルグランティア石垣島に向かう
470円
ホテルはまー、ルートインなのでそれなりの部屋でしたが集合大浴場でゆっくりくつろげるのは悪くないなあ、と感じました。

11:00 ホテルに荷物預ける
徒歩で離島ターミナルに戻る

水中メガネ1800円とラッシュガード4200円買う

本当ならツアーでは西表島と黒島と竹富島に行く予定でしたが、折からの強風で西表島に行く便は欠航となってしまいました。
そこまで私の来島を拒むのか!西表!
まー、天候は致し方ない面はあるのですが、もしかしたら縁が無いのかもしれませんね。

12:10 竹富島への定期便に乗る
竹富島へ向かう
700円程度

12:20 竹富島到着
丸八サイクルの車で自転車貸出スペースへ移動
12:35 竹富島で自転車を借りる
集落を見ながら西桟橋へ。
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その後、コンドイビーチへ。
コンドイビーチで海水浴
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満潮時だったようで温く透明度低かったのですが、念願が叶いました。
昨年はほぞを噛みましたが、今年は水着もあり、シュノーケリングも軽くトライ出来ました。
かなり浅瀬が続く、サンゴが足に痛かったです。
バスの運転手さんいはく、「沖縄の海は泳ぐものではなく見るもの」だそうですが、私は泳げてよかった、とは思ってます。
無料のシャワーを浴び、シャワールームは汚かったのでこっそりお着替えしてなんとか服を乾かし、移動しました。
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昨年と同様、なごみの塔近くの食堂 しだめー館へ移動し、八重山そば、ソーキそばを食べる 紅芋ソフトクリーム、ブルーシールの塩ちんすこうバニラを食べました。
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お食事は1人1200円くらい?でした。
しだめー館にはたくさんの有名人のサインがあったり、泡盛の瓶が沢山置いてありました。
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しだめー館でご飯食べてたら何回か雨降っては止みました。

しだめー館の向かいにあるなごみの塔に登り記念撮影
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カイジ浜へ星砂を探しに行って少し休憩
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カメラ三脚女子を発見、最近のカメラ女子は三脚すら持ち運ぶらしい…

16:45 丸八サイクルへ戻る
17:00 港へ移動


チケット購入し、船に乗る
チケット代700円

17:10 竹富島>石垣島
船に揺られて爆睡

17:20 石垣島へ到着

歩いてホテルグランティアに戻ろうとするものの迷子になりついでに石垣島の市街地の飲食店を物色

18:00 ホテルに戻りチェックインするとHISのサービスでウェルカムフルーツを受け取りました。疲れた身体には染み渡りました。

19:00 晩御飯はホテルを出てジャズのかかる居酒屋で石垣牛ステーキなどの沖縄料理を食べましたが、とても美味しかった!
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テビチの豚骨スープもコラーゲンたっぷりで美味しかった!
5000円くらい
居酒屋を後にしてホテルに戻ろうとするものの、またもや迷子になり街をウロウロしてなんとかホテルに戻りました。
さんぴん茶をもらい、アイスクリームを買った
その後、大浴場に入り、就寝

翌朝9/21日曜日2日目
6時に起床
7:45 にロビー集合し、バスで離島ターミナルへ向かうもツアーはあえなく台風による強風、波浪の影響で催行中止。天気そのものは曇りだっただけに残念。
その代わり返金か竹富島ツアーへの振替を選べたので、竹富島ツアーに変更。
昨日と同じ竹富島だけど…。竹富島ツアーと西表島ツアーではかなり料金が違うものの…
8:30発の竹富島行きの船に乗り10分で竹富島へ。昨日よりも波は高く激しくなっている印象を受けた
8:40に竹富島に着くと、観光会社の人たちが慌ててバスに受け入れ、バスは竹富島ツアーに出発した
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とはいえ、バスで回るには実際狭い島なので、普通に走っても30分程度でぐるっと回れてしまう

バス内では観光バスの運転手さんがあれこれと竹富島について教えてくれた。
今年は竹富島には台風の直撃が無かったそうな。
珍しい年だそう。竹富島有機サンゴの島で、島民は数百名、うち小学校生徒数37名で先生は20名もいるという。
産業の8割が観光、2割が畜産や漁業だという。エビ漁などなど。
電気は石垣島から海底ケーブルで通しており、水道は石垣島西表島から通してるという。
有機サンゴの島だから井戸を掘っても真水が出ず、台風が来ず、雨水が無いと農業の方々は困るそうな。
サトウキビ畑などでは生育のために散水したりもしてる模様。
小浜島は海水を真水に変えてたりもするらしい。
竹富島では新築での二階建ては条例で禁止されており、全てが平屋建てになっている。
古い建物は二階建てのものもある。塀はサンゴの石垣になっており、とても特徴的だ。
また、数年前に星のリゾートが出来、出来る前は物議を醸したそうだが、なんとか民宿とも共存出来てるそうな。
数年前から医者はおらず、診療所はあるものの、少し苦労しているようだ。

バスは最初にカイジ浜に向かい、ほんの15分ほど星の砂を収集することになった。
近年、サンゴが死滅する中で少なくなっているという、星の砂の効率的な探し方として手の平を砂に押し付けて、その後、手の平にくっ付いた手の平の上にある小さな星の砂を探す、という手順で、砂の中を手探りで探すよりは余程早い、という印象。
カイジ浜からバスでコンドイビーチを少し見て、バスツアーは終了した。バスツアーは島の外周部を回るという印象だ。
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バスツアー終了後、すぐに今度は水牛観光になった。
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竹富島の水牛観光は竹富島では2社がやっており、平田観光とドリーム観光が手掛けている。今回はドリーム観光のツアーだった。
いくつかの観光会社のデスクが石垣島の離島ターミナルにあり、デスクで申し込みも可能で、往復乗船券とバスツアーと水牛観光のチケットがセットで個々に申し込むより少し安くなっている。
今回に限らず、天候さえ安定していれば、こういったツアーを積極的に利用するのは結構アリだなあ、と感じた。
水牛車に乗り込んで竹富島の集落の中をゆったりとのんびりと一周するのだが、これは風情があって楽しかった。
途中で2曲ほど、三線で沖縄民謡を聞かせてくれるのもよかった。
水牛に乗っていると小学校が見えたりした。
その他、お通夜があって参列するために歩いているご老人を見かけたが、おじいさんの着ている喪服が暑いからか、黒い薄い半袖のかりゆしだったのは印象的だった。

水牛と集合写真や個別の写真を撮ってくれるのだが、写真代がそれぞれ1300円とかなり高く、ちょっと手が出なかった…。

水牛観光を後にして、同じ場所から2人乗り自転車をお借りして1時間800円ではあるものの、とても楽しく西桟橋に再び向かった。
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今度はさらに人が少なく、風は強かったが楽しかった。
また、その後、食事処のかにふ、というところへ向かった。
そこではグルクンやエビ、紅芋の天ぷらと八重山そばのセットを食べた。紫芋と紅芋の違いが気になった。
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12時前には自転車を返却し、12:10発の送迎バスで港まで戻り、竹富島の港から石垣島の離島ターミナルに戻った。
12:40に着いて小浜島に向かうフェリーが竹富島から12:45に出るというので、慌ててチケット購入して船に飛び乗った。
この八重山観光フェリーのチケットは少し高くて1人1280円くらいした。
この航路は随分しっかりしたフェリーが運航している印象。
NHK朝の連続テレビ小説ちゅらさん」の舞台だったからか、船の名前もちゅらさん2号(2号って…)フェリーの中にTVが設置されており、今時のフェリー…。
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フェリーは35分ほどして小浜島に到着した。が、この間、爆睡してたために船の係員さんに起こされてしまうという失態。
危うく、石垣島に戻るところだった。小浜島はこれまた小さな離島。
小浜島に着いて、すぐに目の前に立っていたレンタバイクの看板を持っている女子に声をかけ、レンタバイク2人乗り(100cc)を借りることに。
レンタバイクの事務所は歩いて2分ほどのところにあり、気軽に自転車やバイクを借りられる。(免許の提示すらしなかったような…ちなみにkikiはちゃんと中免持ってます)
実は今回、何気に100ccバイク乗るの初めてで、バイクで2人乗りしたのも初めてだったのです。
昔はバイクで2人乗りするのが夢で2005年に京都の格安スクールのデルタで中免取ったんだけど、結局、バイク買わなかったからあんまり運転してこなかった。これからもスクータータイプ以外は運転出来ないかもなあ…汗。
時間があれば自転車でのんびり巡りたかったけど、坂道も多く、台風接近していて帰着便が欠航になる恐れもあったので、スピード重視でバイクにしました。2時間2200円。

バイクで今回向かった小浜島の名所は以下。
まず、標高99mの大岳に向かいそのてっぺんの展望台から島を一望。島の全周全てを見ることができました。
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階段がなかなかハードでした。
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その後、本集落に向かいました。ここにちゅらさんのおうちとかあったそうなのですが、見落としました。
竹富島ほど、昔ながら感は少なかったですが、サンゴの石垣もちらほら。
その後、小浜島名物シュガーロードを走り抜け、リゾートホテルリゾナーレの中を走ったりして、小浜ハイウェイ(時速40km制限)を突っ走り、島の西端にあたる海人公園へ。
ここから西表島まではおおよそ、2kmくらいだそうな。
そこから、マングローブ林を眺め、島の北側の小浜島ビーチリゾートを見て、小浜港まで戻ってきました。
小浜港でバイクを返却しました。ガソリン代込みのレンタルなので、何かと便利ですね。

駆け足で巡りましたが小浜島はのどかで、島内には無限に広がるかのようなサトウキビ畑。
2mくらいになるんですね、サトウキビって。このサトウキビ畑の間を縫うように続く道をバイクや自転車で走り抜けるのはとても気持ちよかったです。
出来れば島内の文化や風土、料理なども堪能したかったですが、それはまたの機会に取っておきたいと思います。

15:35のフェリーに乗って再び、石垣島に戻りました。

16:05くらいには石垣島に着き、シュークリーム(1個140円)を食べてしまい、少しお腹いっぱいになった後、ユーグレナモールにある、フルーツマーケットっぽいお店でコーヒーを飲みしばらく時間を潰しました。

18:10に離島ターミナルに戻り、観光会社のバスに乗り、日航八重山ホテルの横にある団体客向けの食事処で沖縄舞踊を見られるあじ彩というお店で晩御飯を食べました。
(これもHISのプランに付いてた)琉華豚を鍋で焼くような御膳で、ボリュームはあんまり無かったのですが、まあお味はそこそこでしたかね。
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沖縄舞踊は40分くらいでした。何曲も観れたのですが、結構楽しかったですね。
音楽が生演奏ではなかったので、Live感に欠けたのが少し勿体無かったかもしれませんが、踊りはとても楽しめました。
最後には沖縄舞踊独特の観てる人も全員で踊る展開でした。
本来であれば、その後、星空観賞クルーズという素敵なツアーもあったのですが、あいにくの天候で空も船もあったもんじゃなかったので、残念ながら催行中止になってしまいました。
ホテルに戻ってその日はお開きとなりました。

3日目 9/22 月曜日
この日は朝から石垣島周遊を予定していて、朝から生憎の天気ではあるものの、離島ターミナルを経由して石垣島オリックスレンタカーを借り、石垣島周遊に出かけました。
これまで昨年も含め離島めぐりが中心で石垣島自体を巡ったことは無かったので、これは楽しみでした。
台風はうまく西に逸れて直撃を免れたのですがやはり折からの強風は凄まじく、各地の観光スポットでは強風に煽られました。
右回りで島を周遊し、まずは玉取崎展望台に向かいました。ここは少し階段を登ったりした先に展望台があるのですが、素敵な眺めでした。風が強く暗雲は立ち込めていましたが…
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その後、平久保崎灯台に行きました。
ここは中々の絶景、絶壁で灯台の少し上の崖にも登ることが出来るのですが、あまりの強風にやや身の危険を感じました。
晴れてたらもっと綺麗だったろうなあ…。

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その後、川平にあるcafe lagunaというところでカレーを食べました。
ここもオーシャンビューが綺麗なところで晴れてたら…(以下略)苦笑。
やっぱりオーシャンビューを楽しむには晴れてる日じゃないとなあ、とは思うものの、カレーライスは美味しかったです。
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その後、石垣島観光で最も楽しみにしていた川平湾のグラスボートへ!とは言うものの、グラスボートは折からの強風で運行していませんでした…。
踏んだり蹴ったりと思っていましたがここにきて、一気に雲が晴れてなぜかこの川平湾にいる時だけ晴れてました。
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雲も減りとても美しい湾で青い空、紺碧の海、白い砂浜を思う存分、楽しむことができました。ここは日本じゃないかのようでした。
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最高!ですね。ソフトクリームを食べて少し落ち着いたら移動開始。

次は、やいま村。ここは沖縄石垣島の伝統的な家屋を移設してある建物園的な施設でした。
中にはリスザル園があったり、伝統的な家屋の中で沖縄の民謡と舞踊が楽しめたりと中々に素敵な場所でした。
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古い家屋の畳部屋で寝転がると風が通り抜けてとても気持ちよかったです。
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最後にバンナ岳に登り、石垣島の夕景を眺めました。
また曇って来たのでそこまで綺麗な夕焼けは拝めませんでしたが、1日の締め括りとしてほ悪くなかったと思います。

その後、レンタカーを返し、離島ターミナル経由で石垣島市街地で晩御飯を食べられるお店を探しました。
しかし、夜は食べ物屋が行くところ行くところでいっぱいで入ることが叶いません。
結局、少し離れた焼肉屋 きたうち牧場に行きました。
後から調べると結構食べログでの点数も高いお店で30分ほど待つだけで運良く入れましたが、かなり美味しかったです。うん、行ってよかった。
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翌日は最終日、
朝早く起きて早朝にホテルから空港向けに出ているシャトルバスで移動。
空港で少し時間を潰し、石垣島から那覇空港へ。
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そして、そこからレンタカー屋さんのお迎えでレンタカーに乗りました。
今回はオリックスレンタカーを利用しましたが、随分前から予約していたせいか、ガソリン代込みで4000円程度で借りることが出来ました。
前日の石垣島では8000円以上払って同じ日産ノートだったのでえらい差です。やっぱりいきなり予約すると高いんですかねえ。

そこからは那覇から美ら海水族館へすっ飛ばしていきました。
高速道路を使ってもどれだけ速くても2時間弱はかかります。
時間も無いので行きはお昼ご飯をスパムおにぎりにしました。
スパムおにぎりは名前だけ見ると美味しくなさそうですが、これがまたかなり美味しくてお勧めです。普通にコンビニでも沖縄なら売ってます。
美ら海水族館はとても素晴らしい水槽がありました。
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有名な水槽をしっかりと拝見出来てとても有意義な時間でした。
惜しむらくは那覇から日帰りで美ら海水族館に来るとほぼ1日潰れてしまうことでしょうか。
結局、美ら海に滞在したのは2.5時間くらい?移動は往復約4時間程度だったでしょうか。
沖縄観光としては首里城や博物館系の建物にも行きたかったのですが、それは次まで取っておきたいと思います。

那覇空港から羽田へ飛び帰宅したのは23時は過ぎていたかと思います。
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うーん、ヘトヘトでしたが、沖縄にはしばらく来られないでしょうから貴重な旅行となりました。

また石垣島西表島波照間島攻略に来たいと思います!いつか海を渡る水牛にも乗りたい!