サンノゼ駐在生活5年を突破。

 10/1を過ぎたのでサンノゼ生活が5年を突破いたしました。

 2014年10月に駐在開始して、かれこれ5年も過ぎてしまいまして、駐在員生活としては6年目がスタートいたしました。ビザを更新したこともあって、もう少しいることになるものと思われます。いや、誰もそれを決めているわけではないのですが。

 

 駐在を始める頃に「どれくらいの間、駐在って行くものなの?」とよく皆さんに聞かれたので「5年くらいは行っているのではないですかね」、と言ってきましたが、結局5年よりももう少しいることになります。

 

 8月中旬に次女が産まれまして、母子ともに無事ということは前回の記事でご報告いたしましたが、その後、1週間後には妻のご両親が来てくださり、つい先日まで1か月半ほどの間、USに滞在してくださりました。おかげさまでなんとかかんとか、最初の1か月半は乗り越えられたし、ずいぶん楽をさせてもらったのですが、その後、ご両親が帰国した10/8以降はもう毎日、いろいろと時間的にはギリギリの生活をしており、時間も綱渡りというか、非常に分刻みのスケジュールとなってしまっております。出張者とか来たら破綻しそうな生活になっています。実際、ご両親が帰国される前には2回ほど出張者が来ていたのですが、その間はどうとでもなったのですが、今は非常に難しいところです。

日本は台風が来ていたようで、見ていて対岸の火事ではあるものの、知っている友人らが無事であることを祈っています。

 

 さて、海外駐在って5年もいると、なんだか同じことをまた繰り返しているようなそこはかとない「2周目」感を感じたり、既視感のある現場も出てくるんですけども、最近はその既視感が非常に強くなる場面がたびたび出てきています。新しい動きを自分から能動的・積極的に仕掛けていかないと退屈で多忙なループから抜け出せないなあ、とも感じる毎日です。駐在したての頃と違って、色んなことに慣れているので、駐在したての頃ほど苦戦することもなく、使える技やコミュニケーション手法のバラエティも増えているので、落ち着いて対応できる反面、いわば、「強くてニューゲーム」的な展開なので、苦難を感じることが少ないというのもあります。

 それでも最近は、久しぶりにひどい苦難を感じる場面もちらほら出てきています。自分が強くなれば、出てくる敵もだんだんややこしくなったり、難しくなったりするものですね。

 ただ、最近読んでいた日経の記事でこういう話がありました。ぱっと同じ記事が見つからないので、代わりに同じ話を書いてある記事のURLを貼っておきます。

 

www.motivation-up.com

 

 私はUSに来たときは完全にほとんどパニックゾーンで非常にストレスが高かったように思うのですが、今となっては、5年もいたせいか、少しずつストレッチしていき、コンフォートゾーンを広げてきた実感はあります。

ただ、コンフォートゾーンをいくら広げても「突然の難しい仕事」というのはいまだにちらほらとはあるわけですが。。。。

でも、全体的にコンフォートゾーンを抜け出す努力をし始めるべき時に来ているな、と自分でも強く感じる日々です。なので、図々しい話ですがいろんな目論見を今後仕掛けていかなければいけないなあ、と感じる次第です。

日々の仕事が非常に大変なので、思索を巡らしたり考察をしたりするのもそう簡単ではないのですが。

 

直近でいうと、新しい分野の展示会を聴講する機会を得たのですが、3日間話を聞いていてもやはりなかなかしんどいなあ、と気づかされました。自分はまだまだ東海岸というか「ホンモノの白人英語」に聞きなれていないんだなあ、と痛感させられました。あと単純に門外漢の展示会だったために聞きなれない専門用語のオンパレードだったというのもあります。私が担当している顧客は結構、アジア系の人も多いので、そこまでヒアリングなどで苦労しないんですよねえ。。

今回は展示会の聴講を進めるうえで、優秀なアプリと評判であるOtterというアプリを使ってメモを取りました。このアプリも相当、優秀ですが、すべてはきれいに聞き取れないのはおそらく、専門用語が多すぎたからかもしれません。

 

まだまだ修行が必要そうです。