サンノゼで中古車を売る

2003 VW newbeetle convertible。

今日でお別れです。


まさかざっくり6年半も頑張ってくれるとは思ってなかったなあ。子どもを乗せて妻がシリコンバレーを色んなところに行くのに大活躍してくれました。子どもが産まれる時には何度か大きな車に乗り換えることも検討しましたが結局は乗り換えず。が、なんだかんだと何回か老朽化した部品やタイヤを取り替えることもやったりして、結局それなりにコストを掛けながら、乗り繋いできました。(そういえば、パンクしててプリスクールで友人に助けてもらったこともありました…)  


アメリカには日本で言ういわゆる車検制度がありません。車の定期的なメンテナンスや排ガスチェック(カリフォルニア州排気ガス規制もうるさく、2年に1回は排気ガスチェックが義務化されていますが、そこまで問題になるという話は聞きません。うちも何回か排ガスチェックに車を持って行きました。)はカーオーナーの責任になっています。

よく、メンテをサボったせいか、フリーウェイなどで立ち往生してる車を見掛けたのはこのせいでしょうね…この違いにも良いところもあれば悪いところもありますね。耐用年数として想定される期間ないしはそれよりも長く、車に乗れる、と言う意味ではエコとも言えます。

一方で、路上に走行機能に関わる状態がよろしくない車が走ってる可能性が高い、と言う意味では安全面は課題あるかなとも思いました。


正直な話、何度かライフプラン的に買い直すことを考えるタイミングがあったものの、どの時点においてもいつまで駐在か分かってなかったというのもあり、新しい車を買うことが出来ませんでした。(resale valueの高さを思えば新車か新古車買ってもよかったかもですが)


結果的に事故も無く、平穏無事に走り遂げました。たまーに、本当にたまにですが、convertibleにして走ることがありましたが、カリフォルニアの青空を見ながら走るのはとても心地良かったです。


今回、カーマックスで査定してもらい売却しました。

売却プロセスは言葉に書き出してみると非常に簡潔。多分購入した頃よりもかなりシステマチックになってる。

カーマックスのウェブサイトで年式やら色やらモデル名、マイル数を入力、状態に関する質問に応えていくだけで割とあっという間にラフな見積オファー金額とそれに紐ついたオファーコードが出て、その後にすぐにウェブ経由で持ち込みの査定予約までできます。ウェブでの予約まで時間にして数分。

最初はVWのディーラーで売ることも考えましたが、ディーラーの対応が少し遅かったので、すぐに連絡がついてアポが取れたカーマックスに相成りました。ウェブサイトのストレスフリー度は重要だなとつくづく感じました。

で、フリーモントの店舗に赴いて予約してたんだけど…とオファーコードを伝えると比較的早く実査定に入り、1時間ほどして実査定結果からファイナルオファーと相成りました。で、その価格を承諾すると鍵を渡して、ピンクのスリップとレジストレーションを渡して、さらに少し時間が掛かると。(どっちかというと査定後のカーマックス側での書類関係を揃えるのに時間掛かってる感じ…ここだけは確認作業やサインも含めてアナログ…ひたすら待ち時間があって、意外とこの時期に車を売る人が多いことがわかりました。)


実査定価格もラフな見積オファーと価格は同じでした。製造年からは18年(!)も経っていて、年式が進んでいることもあって、必ずしも状態がとても良いとは言いづらい状態の車でしたが、とりあえずお金になってよかったなと。いくつかの故障箇所をディーラーなどで修理するのにもお金掛かることを考えると、売却でお金がもらえただけでも御の字かなと。


そして、6年半、お疲れ様でした。

きっと、次もNewbeetleファンに引き取られることでしょう。


追記

記録のために。

購入時129065マイル

売却時157544マイル

走行距離28479マイル(45556キロ)走行