1月末にはDVDがリリースされるらしい、今年夏に公開された映画です。私はヴォルヴィック(水です)の愛飲者なのですが、金城武が一時期宣伝していた関係もあってかヴォルヴィックの先行試写に当たって8月19日に見てきました。監督がチャン・イーモウ、出演はチャン・ツィイー,金城 武,アンディ・ラウ、スタッフには「HERO」のスタッフが再結集、中国などでは「HERO」を超える大ヒット!という触れ込みでした。。「HERO」の色彩感が好きな人はワダ・エミが作った衣装に目を奪われることでしょうし、胡弓などが流れる音楽も好きな人にはたまらないはず・・。でも私は「HERO」を超えているとは思えませんでした。やはりなかなかラブロマンスアクションみたいな方向性の微妙な作品では超えられないだろうな、と、なんとなくですが思っていました。そして、一人で試写会に行き、納得して帰ってきました。
まず、最大の見所が序盤です。まあ、大概のアクション映画は序盤に見所を置きますが、残念ながらこの作品では後半に行くに連れてアクションはかっこよくなくなりますが、ストーリーが先の読めてしまう展開。誇大広告にしてやられた感じです。最後の方のオチも「いやいや、あの映画と同じやん!」っていうのもあって「だまされた!」みたいにはなりません。どんでん返しだと胸を張って言えるレベルではないと思います。(映画予告ではさんざんどんでん返しがすごい、みたいに言ってましたけど)
金城武はそこそこの演技。私はまた「リターナー」みたいな映画にも出演してほしいと切に願っています。あんまり、ラブロマンスには向いてないような気がしません?この方。いや、かっこいいですけど・・・・。昔の方がいい演技をしていたような気がします。
役者で言うならやはりチャン・ツィーがいいですね。「HERO」ではちょっと微妙な立ち位置でしたが、今作ではとてもいい役回りを与えられたおかげもあって、キレイに、そして勇ましく映ります。あの舞のシーンは最高にキレイな、そして躍動感のあるシーンで、まあ、正直あそこだけでも見る価値はありますね。
この映画は後半に行くにつれて面白くなくなってしまうので、最後の方はちょっとがっかり気味に見ていました。映像と音楽、これだけでもある程度泣けますが、ストーリーや脚本が悪いとせっかく予算をつぎこんでも、いい演技をしても台無しです。チャン・イーモウ監督は次回作に期待ですね。出来れば「HERO」を超える傑作を撮ってほしいですね。まだ、出来ると思いますよ。