昔、就活の相談受けたときのやりとりから。

昔、相談を受けた時に送ったメールから。面接って難しいですよね。面接でうまくいかない人に向けて書いたメッセージです。


つらいときには何もかも後ろ向きになりがちですが自分のやってきたことを信じてみてください。努力した時間は嘘をつきません。努力すれば報われるとは絶対に言いませんが、就活で満足度が高い就活をした人はみんな、手を抜いてません。

早稲田大学慶應義塾大学の学生は社会人経験が少ないのに見事な面接をすることで有名ですが、彼らは別にバイトや仕事をしているからではなく、ゼミで社会人の先輩に徹底的に指導されるから受け答えの能力に長けているそうです。擬似的社会人経験をしているわけですね。
ようは面接だからといってガチガチに固まる必要はないわけで無理に固い雰囲気を出す必要はないわけです。当然、就職課の方や友達を相手に練習してもいいんですが、その練習したときに頭にインプットする内容はあなた自身のことなので、無理にあなた自身のことを説明しようとすると不自然なんですよね。相手が質問してくる、ということとそれはあなたに関することがほとんどだ、と考えれば、自然と緊張しなくなるんじゃないかなあ、と思います。だって取り繕おうとしたってわかっちゃうことですし、面接のその場で無理に自分を美化しようとしたってわかっちゃうことですし、心の準備さえしっかりできていれば面接のときには慌てる理由などないのです。慌てたって引っくり返ったって答えられる質問というのは限られているわけでその場で想定外の質問が出ることはわかりきったことなのですから。個人面接で受かるコツはあなたになら仕事を1人で任せても大丈夫ね、と感じてもらうことですからね。私ならこの会社できちんと仕事をやりとげられます!と自信まんまんに言えたものが勝つということです。ちょっと乱暴ですけどね。慌てたり混乱してる姿を見せることは見直したほうがいいです。質問の意味がわからなければ、わかるまで聞く、考える時間が欲しければ相手の質問内容をもう一度声に出して繰り返して確認する、そういう作業はきっとこれまでのバイトや講義でもやっているはずです。面接だからと緊張することはないと思いますよ。私は逆にサービス業の経験はベルボーイくらいしかないので、飲食関係でのサービスが行き届いたお店で働いている方なんかを観ているとすごいなあ、と感心しきりです。私はよく三十代に勘違いされたり、実年齢を言うと驚かれますが、仕事をする上ではいつも自分はエキスパートだと思い込ませながらやってます。自信に根拠なんかありませんけどね。あなただって十分な経験があるはずなんです。それを自信に思ってください。きっと足りないのは自分の可能性を信じることだと思いますよ。大丈夫、あなたならできますよ。