大腸内視鏡

夏に受診した人間ドックで便潜血があったとのことで、大腸内視鏡で要精密検査と相成りました。
大腸内視鏡というのは未経験です。
今年の人間ドックは久しぶりに胃カメラも受けたのですが、なんとも慌ただしいことになってしまいました。
私は14歳の頃、胃潰瘍になっていて、大学卒業する前に8年苦しんだピロリ菌除菌したおかげで胃潰瘍や十二指腸潰瘍からは解放されていました。
ピロリ菌が胃がんの原因になり得ると言うことがもっと早くに分かっていたら…と思わざるを得ないくらいには近親者を胃がんなどの消化器系のガンで亡くしてきただけに、自分は長生きしなければと思うことは多々あるわけです。

大腸内視鏡というのはあまり経験が無かったこともあり、気乗りしなかったのですが、発見され辛い割に死亡者数が年々増えている…と言う記事

http://www.osaka-ganjun.jp/health/cancer/colorectal.html

を読むにつけ、自分も米国暮らしが長かったこともあり、気を付けないとなあと思い、真面目に検査を受けることにしました。

近隣で内視鏡検査を専門にしている内科を見つけたのでそこを予約しました。ウェブ問診や予約も充実しておりノンストレスで予約できて、事前の問診を受けて大腸内視鏡の予約をしました。
前の日には検査食を食べるという手順になっており前の日からすでにお粥生活が始まるわけですが、前日夜は軽い下剤を飲んで寝ます。
そして検査当日も朝から延々と経口腸管洗浄液、モビプレップというのを2リットルも回数を分けて飲みます。
これがまたそんなには美味しくはない液体をひたすら飲むことになりなかなか辛いものがありました。
が、これをきちんとやってるかどうかで大腸内視鏡検査時の画像が全く異なってくるとのことでしたので、必死に頑張りました。
食事中の人には申し訳ない話ですが、まあ、トイレに何度も行くことになりました。
その後、夕方近くに病院へ移動し、大腸内視鏡検査となりました。今回は内視鏡専門内科で受けたこともあり、かなり手順もテキパキと進みました。
始まるまでがやや待ちましたが始まって仕舞えば割とスピーディーだったような。鎮静剤を打ったのでその辺りも記憶曖昧ですけども。

検査と同時にもしポリープがあれば切除も行う手筈で詳しくは以下にポリープ切除の記事がありますが、結論から言えばポリープが3箇所ありました。
1箇所は12cmほどの大きさだったとのことで、薬剤を使う特殊な切除の方法で切除したとのことでした。

https://itami-endoscopeclinic.com/日帰り大腸ポリープ切除について

ちょっとサイズに驚きました。
結果として翌日以降も1週間、質素な食事で過ごすことになりましてなかなかダイエットには良いのかなあという状況になっています。

ついこないだには風邪もひいて3日間お粥生活していたせいか、あんまりお粥生活は抵抗も無く、痩せたのを機会にしてご飯の量を減らして、また、間食もやめました。
すると、体重が増えない。逆に言えばなかなか体重が落ちなかったのは間食やご飯の量の問題だったことがよくわかりました。

歳をとると、そんなにたくさんは食べなくてもよくなる、ということをここまで如実に感じるとは思いもしませんでした。もう若くないんだなあと思わざるを得ませんでした。
皆様もくれぐれも健康にはお気をつけて。