外部アセスメント攻略も4本目の記事になります。
前回までの記事はこちら。
全体を解説。
インバスケットを解説
面談を解説。
さて、今回は分析発表について、攻略解説していきます。
とはいえ、そんなに簡単ではなく、これまたソフトスキルかつ、場面設定や相手、空間によっても結果が大きく変わってくるのは間違いない試験方式と思います。
■方式
・基本的に2-3時間くらいで10数ページある問題を読み込み、場面設定をよく理解したうえでロールプレイ(2-3時間以内くらいで発表資料作成&10分で発表)を行う。
・場面設定は大体、新組織へマネージャーとして配属された自分が組織の状況を理解した上で、戦略を立案して、10分くらいの時間で組織の上司や部下を相手に所信表明を行う、というもの。
■コツ
・資料は膨大な数字が記載されており、これを資料に転記する時間があまりない。資料を読みながらも、組織の戦略説明のためにどのようなグラフが必要かを検討し、わかりやすく説明するためのグラフ化のための数値の表への落とし込み・グラフへの落とし込みを行うのが望ましい。資料に数字が盛り込まれていなければ「定量的」な資料とならない。売上推移は棒グラフ、売上比率は円グラフ、わかりやすい箇条書きも少し工夫するだけで見やすくなります。基本的な考え方は下記のような資料がわかりやすいです。手書きの場合はグラフ化が非常に大変。
・1スライド1メッセージ。わかりやすさ、伝わりやすさがとても重要。色数もpptで資料作成の場合はほどほどに抑える。2-3色で十分。
・各資料の構成は最終的には7-10ページくらいになるのではないか。
元気よく挨拶→
簡単な自己紹介→
自社組織の大方針から自組織・グループのビジョン・ミッション・ゴールを設定
所信表明も資料に盛り込んでいく。
わかりやすくキャッチコピーなどを伝えると尚よし。ここは元気よく。
・その後、具体的なゴールへ達成するための目標設定し、資料に盛り込んでいく。時間軸の要素を足しつつ、所与の時間設定の中から3か年なり数か月なり、の期間内で達成できるギリギリのラインの目標を設定する。
・この目標を設定するための施策を立案し、戦略→実行可能な戦術へ落とし込み説明する。「明日からこの話を聞いた組織の聴衆の皆さんが明日から施策を始められる」のが理想でわかりやすく、望ましい。
戦略をちゃんと行動レベルにまで分解出来ていると良い。その後に、再度、全体を1ページでまとめたうえで、部署の協力を求め、目標に向けて頑張ろうと力強く打診する。
・実行者の名前がわかっていれば呼びかけたり、全く定量的な話ではないが、相手の立場や業務を踏まえた声掛けをすると尚よし。ガッツポーズやジェスチャー、アイコンタクトや、笑顔や大きい声など言葉や文字にはならないファクターもフィギュアスケートのごとく、最重要視されるので、意識して実施する。加点対象になりうる。
以上、まとめてみましたが、何かあればまた追加していきます。