膝が腫れてアメリカのファミリードクターとUrgent Careにお世話になった件

備忘録なんですが、先週の金曜あたりに右膝に出来ていた小さなニキビみたいなものをつぶしました。これが全ての元凶でした。。。

 

その後、突然、翌日くらいから一気にその傷跡が腫れてきて土曜、日曜、月曜と日を追うにつれて腫れがひどくなって痛くなってきたので、月曜に子どもの病院のついでに自分もホームドクターに診てもらうことに。

 

ネットで調べると、これは粉瘤ではないか?という疑いを持ちました。

 

USで、我が家は特にかかりつけ医(ホームドクター)というのは設定していませんでした。たまたま、健康だったというのもあり、妻の妊娠や出産で産婦人科や小児科にお世話になることはあっても、その他の病気で病院にお世話になる機会もそんなにありませんでした。ホームドクターって言っても誰にお願いすれば、よいのか、と思っていました。これまで子どもを診てもらっていた小児科の先生が引退されたので、新しく小児科の先生を別の方にお願いすることになりました。その先生のところへ、子どもたちの予防注射を打ちに行くのにくっついていって話をさせてもらったところ、ホームドクターとして診てもらえる、ということで時間を改めて再訪しました。

で、今回の症状から、粉瘤(atheroma)ではなく、蜂窩織炎(cellulitis)ではないか、とのことで抗生物質(おそらく少し弱いもの?)を処方してもらい、CVSで受け取り、帰宅後に抗生物質を飲み始めました。月曜、火曜と日が過ぎて、水曜に至りましたが、今だ症状が改善しないためまた、病院に行くことになりそうです。

腫れがさらに大きくなり、膝全体に広がっていて、膝を曲げたりするととても痛い状態。腫れの周りが硬くなっていて、しびれすら感じる状態になってきました。。。

 うーん、はたして、無事に治るのかどうか。。。

 

8/26 木曜日 追記

 「腫れが続いていたら、電話してね」、というファミリードクターの言いつけを守って電話したところ、「Urgent Careに処方した薬を持って行ってください」と言われてました。いきなり放り出された感じで、えー、まじかよと思いつつも、翌日の木曜日、近所のUrgent Careへ足を運びました。シリコンバレーでもここ3-4年で一気に整備されて各所に設置されたUrgent Care。アポなしでもOKで、ウォークインで診てもらえる。

医師と看護師兼受付がいて、サクッと診てほしいちょっとした病気、骨折したかも、というような怪我なんかでも利用できて大変便利です。待ち時間が短く、スピーディです。ERとの違いは下記。

www.kenkouhokenusa.com

シリコンバレーですと、El Camino HospitalやPAMFがいろんなところにUrgent Careを展開しています。ここ数年で一気にいろんなところにできた印象。

と思ったら結構、urgent careというのは近年の米国医療的にはトレンドワードになっているようですね。

 

https://www.businessinsider.com/urgent-care-industry-trends

以下記事より引用。

記事を読んでて、なるほどなと思ったのは検査機器が一通り揃ってる、というところでしょう。町医者には無いが、urgent careなら診察、検査&診断が出来る病気や怪我のバリエーションが広がるということなんですね。各地に点在するurgent careによって得意な診療科目やら検査機器は異なる様子です。

 

 私がお世話になったのはcarbon healthというところで、スマホで事前に簡単にアポが取れて、しかも殆どの問診はChat Botスマホで対応してくれ、全てのchatのやりとりが閲覧可能で保険証もスマホで写真でUploadと全てが簡潔化/アーカイブ化されています。これは使ってみると驚くほど便利。日本ではきっとこのレベルのことは10年後も出来てる気がしないけども…

また、診察自体も5分かからず終了。診察後、写真を看護師がタブレットで撮影。撮影した写真を自分も見ることができる。何から何まで殆ど患者と現地スタッフのTabletスマホで完了する。

  • 腫れが右足全体に広がっている。左足と見比べると、一目瞭然。でも、裏までは広がっていない。
  • ファミリードクターが出した薬はWrong Medicationなので、違う薬を2種類出す。(何気にショック…)抗生物質なのでこれを飲むように。
  • もし、治りが悪ければ、ERに直接行ってほしい。
  • 良くなっていても悪くなっていても2日後の土曜日に来てほしい。

便利な時代で、処方箋によって処方された薬は近所のWalgreenやCVSで簡単にPick upできます。ややこしい薬ですと、時間がかかることがありますが。

さて、この先どうなるか・・・。

 

追記の追記

薬を飲み続けて経過を見ていましたが、土曜日になってようやく症状が緩和してきました。途中、acetaminophenを飲んで痛み止めとしていたりもしましたが、一時的に大きな大きな膿?が膝に集結しました。そして、日曜日の朝に潰れてしまいました。(今度は自分では潰してない)

腫れも引いて来てる様子でこれで、なんとか沈静化してくれるといいのですが…

 

9/1追記

薬がそろそろ無くなる感じ。Urgent Careには日曜日に行ったところ、針で傷口を作って膿を出す作業がありました。今後もし、改善の兆しが出てこなければ切らないといけないかも、、、2日後にまたおいで、と言われましたので、そろそろアポを取ろうと思います。。。

 

9/14追記

その後、9/7くらいに薬が効いたのか、膿が膨らんでいたのが、2回ほど避け、出ていった後、黒く固くなり、数日が過ぎ、そして、その部分すらだんだん治っていき、ついにかさぶたが剥がれまして、ほぼ膿も無くなり、傷も無くなりました。膝の皮の入れ替わりのスピードに驚くとともに、抗生物質の効き具合にも感動をおぼえるレベルでした。再発しないよう、要注意かなと思っております。。。