東京。

月曜日から水曜日は韓国と中国からのお客様を歓待してました。 ベタに誕生日ケーキまで用意するという演出過多な接待まで…なんだかなあ。満足してもらったみたいでよかったけども。他の営業の支援に回ってたのだけど、他の人が本気で接待してるのに巻き込まれると厄介だなあ、と感じた。いや、私も営業なんだけどさ。
まったく、英語が役に立たないってのは新鮮でもあり苦しくもあったなあ…。
金曜日は名古屋からの出張帰りに高校の吹奏楽の同期と一杯飲んで帰りました。

土曜日は某さんたちと遊んできました。大雑把に行程を書きますと、

浜松町でランチ〜東京駅で記念撮影〜大手町から屋根なしのはとバス周遊一時間〜徒歩で日本橋へ〜途中でお茶〜地下鉄で浅草へ〜浅草寺でお参り、花屋敷チラ見〜歩いてスカイツリーへ〜そこから地下鉄で月島へ〜もんじゃ焼食べて〜タクシーで愛宕山愛宕山の出世坂を全力で駆け上がってお参り〜徒歩で浜松町〜帰宅。

かなり盛沢山な一日でしたが、なんとか家に帰ってこられました。この中で新鮮で印象的だったのは愛宕山はとバスツアーでガイドさんが「あれが世に名高い愛宕山です!」と愛宕山にまつわるエピソードを紹介してくれました。Wikipediaに詳細があったので、転載しておきます。

(以下Wikipediaより)
出世の石段とは…

現在でも「男坂」の急な石段は「出世の石段」と呼ばれている。これは、江戸時代の1634年2月25日(寛永11年1月28日)、徳川秀忠の三回忌として増上寺参拝の帰り、徳川家光が山上にある梅が咲いているのを見て、「梅の枝を馬で取ってくる者はいないか」と言ったところ、讃岐丸亀藩の家臣(曲垣平九郎)が見事、馬で石段を駆け上がって枝を取ってくることに成功し、その者は馬術の名人として全国にその名を轟かせた、という逸話から来ている。

(以上Wikipediaより引用)

とのことですが、実際に自分の足で走って駆け上がってみた感想は馬で駆け上がるなどとんでもない難しさ!ということ。走って駆け上がるのも難しいですよ、この石段の高さ。確かにこの石段を馬で駆け上がれる人がいるなら、その人は天下に誇れる馬術の名人だし、馬は名馬には間違いないと思います。

このエピソードをはとバスで聞いてから、他の観光メンバーの皆様が是非とも愛宕山の出世の石段を駆け上がりたい!と言い出して月島で酔っ払ってお腹いっぱいなのにも関わらず、出世の石段を競争することになってしまいました。(下りが特にとても危険なので良い子は真似してはいけません!)
眼前にそびえ立つ壁のような石段を前にして走り始めてから感じたのは「思っていた以上に石段が長い!」ってことでした。これは大変だ!と思いながら走り切りましたが、残念ながら三人で走って二位でした…悔しい!
でも、毎年挑戦してみたいなーと思わされる階段駆け上がり&駆け下り、ぜひ皆様も一度、石段をご覧になってはいかがでしょう?

まるで、お上りさんみたいな観光コースでしたが、あとは屋根のないはとバスは新鮮でした。映画「東京家族」でも登場しますが、まさに東京観光という感じがしました。
東京駅前をスタートし、国会議事堂をすり抜けて官庁街を走り抜け、高速に乗ってレインボーブリッジからお台場をぷらっと通り抜けて、築地をチラ見して銀座から有楽町に抜けて東京駅に戻ってくるコースだったのですが、(約一時間)屋根のない開放性も手伝って、とても新鮮な景色を楽しむことが出来たように思います。自分で運転して走るのとはまた違った感覚ですね。

たまにはこういうベタなことを徹底してやり切る!ってのも悪くないですね。