ナイアガラの滝、ニューヨーク4泊6日の旅 ニューヨーク編3

今回の旅のスケジュールは下記。

5/26 SFO→LAX→YYZ (LAX→YYZは深夜便)
5/27 YYZ朝7時過ぎに到着
Rental car借りてナイアガラの滝へ
Toronto経由で空港前のホテルに宿泊
5/28 昼前の便でYYZ→JFK
NYK宿泊
5/29 NYK宿泊
5/30 NYK宿泊
5/31 JFKSFO 帰宅

さて、NYK滞在3日目、4日目のスケジュールは下記。

3日目
・ニューヨークの南端、South Ferryから出るフェリーで自由の女神の島へ上陸
・その後、エリス島にも立ち寄る
2階建てバスで市内観光
タイムズスクエア近郊でブランチ
2階建てバスで市内観光
・Roof top barで晩御飯

4日目
・LIRRでJFKへ移動、朝7時のフライトでSFO
SFOに10時半に到着
・帰宅途中でSan MateoのUsagiでランチ
・帰宅


 South Ferryから出るフェリーは朝8時半出港の便だったのですが、念のため早朝にホテルを出ました。Penn Stationから地下鉄に乗って、South Ferryまで1本で着きました。なんだかんだで7時半くらいには現地着してしまい、ホテルでもらったパンを食べながら公園で朝食をとり、時間がくるのを待ちました。8時前から並び始めて、8時には長蛇の列。朝1番の便でしたが、かなり前の列にいました。

 手荷物検査は空港で行うタイプのものと同じくらい厳重な手荷物検査でした。その後フェリーに乗り込み、20分ほどでリバティ島に到着しました。リバティ島に到着すると降りてすぐの小屋でオーディオガイドが借りられるのでそれを借りました。日本語設定も可能です。イヤフォンを持っていると何かと便利かも、と思いました。

 自由の女神像はStatue of libertyとよく呼ばれていますが、実際の正式名称は他にあるそうでして、Liberty Enlightening the World、世界を照らす自由という名前だそうです。1886年に建ったそうで、かなり歴史のある建造物です。現在は世界文化遺産になっています。高さは46Ⅿで、実際に近づいてみると大きいのですが、遠くからみるとそうでもないなあ、という感じです。NYKにいると数多くの摩天楼を見ることになるので、縮尺間隔が結構バカになっているのかなあ、とも思います。日本だと、100mを超える驚異の立像、牛久大仏なんかを最近見ていたというのもあるのかも・・・。台座部分や頭部部分まで上がることもできますが、9.11の影響もあり、頭部部分の入場者数は制限されており、予約はかなり前にしておかないと難しいそうです。今回私たちは島に渡るだけでしたが、オーディオガイドを聞いているだけでもなかなか鳥肌の立つようなエピソードがたくさん聞けました。やはり、アメリカの自由の象徴であるだけでなく、建国であるとか、移民であるとか、そうした様々な意味合いを背負った立像なのだなあ、と感じた次第です。台座や頭部に登る人も登らない人も、オーディオガイドを聞きながら歩く方が歴史の重みを感じることが出来るので絶対におすすめです。

 リバティ島を後にして、エリス島も予定にはなかったのですが、立ち寄り施設を見て回りました。エリス島には移民が必ず通ったと言われる施設があり、様々な検査や審査が当時あったそうで、その施設をオーディオガイドを聞きながら歩いて見て回ることができます。映画タイタニックあたりを思い出しました。(タイタニック号が沈没したのは1912年ですが、当時はアメリカへの移民の最盛期。タイタニック号はイギリスからNYKへ向おうとして沈没した当時世界最大の豪華客船。)
 エリス島は30分ほどで後にして、South Ferryまで戻ってきました。下船する段になって、娘が「船にまだ乗る!おりない!」と騒ぎ出しましたが、本当に強烈でこれまでの泣き方の中でも類例が無いほどに泣き叫んでいました。泣きわめくこと15分あまり、次に乗る予定にしているバスの近くまで来てようやく泣き止みました・・。「船に乗る!バス乗らない!」と泣いていたのがバスを目の前にすると「バスに乗る・・・」と言い出したのは面白かったです。段々、喋るようになってきたなあ。

 2階建てバスはSouth Ferryからマンハッタン島の西部の海側をずーっと走り、タイムズスクエア付近まで移動しました。2階建てバスはなかなかの迫力で1日1人60ドルと決して安くはないのですが、ダイナミックにニューヨークの街を見て回ることが出来、時間が無いけど、街をささっと見て回りたいような人にとっては貴重な観光手段のようにも感じました。地下鉄は味はありますし便利なのですが、街並みは見られませんからねえ。信号機をかすめながら走るのでなかなかの迫力でした。(走行中に立っていると本当にけがをしそうでした。

 タイムズスクエアに着いてから近くのカフェ Friedman'sでブランチとしてアボカドトーストとサーモンベネディクトを食べ、その後、再度別の2階建てバスに乗り込みまして、セントラルパークあたりをぐるりと走る路線で景色を楽しみました。プラザ合意のプラザホテルだったり、と歴史ある建物を見ることが出来ました。この2階建てバスにはバスガイドさんが添乗員として乗り込んでおり、マイクを使ってNYKの街のトレンドや歴史を英語で説明してくれるのですが、その解説を全て理解できれば、非常に楽しい観光になると思います。ここでもまたまたリスニング能力不足を痛感するのでした。。。イーストコーストの現地の人の標準スピードはかなり速い・・・。
 
 2階建てバスを降りた後は歩いてNYKのビジネスマン・金融マンが仕事帰りに立ち寄って一杯飲むようなRoof top barである230 fifthに行きました。これがまたなかなかおしゃれで、値段はそこそこしましたが、非常に良い雰囲気でお酒を飲むことが出来ました。入場には身分証が必須ですが。。。
 ほろ酔いになった後、スタバのNew Yorkマグカップを買い、ホテルに戻りました。なんと、友人の野村さんが近くにいることが分かったのですが、残念ながら翌朝が2時起きだったため、無理できませんでした。。。

4日目は帰るだけの日でした。

夜22時には就寝していましたが、2時過ぎに起き、身支度をして、3時前にはホテルをチェックアウトし、3時15分発のLIRRに乗ってPenn StationからJamaica Stationに向かいました。この電車は本数こそ少ないものの、時間は比較的正確で、タクシーやバン以外であれば子連れであれば一番まともな選択肢かもしれません。地下鉄だとちょっと治安が心配ですし。朝4時前にはJFKに到着し、手荷物検査を終えて5時頃には空港内のゲート付近にいることが出来ました。朝6時過ぎには搭乗開始だったため、朝ごはんを空港で食べ5時間のフライトでSFOに向かいました。帰りの便は朝出発の便ということもあり、朝食付きでした。


一生に一度、と思って行くことにしたナイアガラ、ニューヨークの旅ですが、また行くとしたら、もう少しホテルはいいホテルにしようと思いました。ただ、何度も行きたい街か?というとそうでもないかなあ。東京とそう変わらない街だなあ、と。東京と比べるとよりDiversityを感じる街でもありましたが。。。いつか自分の娘がニューヨークの街を自分の意思で生き生きと闊歩するような日が来ることを楽しみにしています。