歯医者のこと。

歯医者を好きな人はあんまりいないと思うのですが、御多分に漏れず、私もそこまで好きではない。しかし、定期的に行かなくては歯石が溜まったりもしてしまうため、定期的に通いはじめたのは赴任よりも遥か前の話で名古屋にいたころ。その時、歯石を初めて取られた時の衝撃は筆舌に尽くしがたいものがあった。あ、あれ、歯じゃなかったんだ…的な。

その後、東京でもオフィスの近所の歯医者に通うようにしていたのですが、赴任してから2年ほど忙しさにかまけてほったらかしにしてしまいました。健康診断も3年ほど行かずに過ごしてしまい、つい最近初めて行きました…。サンマテオまで足を伸ばしてnihon bay clinicへ。アメリカだと日本式のフルチェックってあまり普通ではないのですよね。殆どの検査が保険対象外になっていたりします。

歯医者もJason Tsuchiya先生のところに定期的に通うようになりました。一度ディープクリーニングをしてもらいましたが、検査が泣きそうになるほど痛かったのを今でも覚えてます。歯肉を一度持ち上げるんですよね。あれ、痛過ぎです。

歯医者に通うようになってから、何度か親知らずを抜く話が出てましたが保険の適用額の絡みもあり、なかなかチャンスがありませんでした。しかも、別の歯医者でやるという。結果的に、歯を抜くことを決心して抜けたのは5月に入ってからでした。
事前の検査でレントゲンを撮ってくれて、親知らずのせいであごの骨が一部削れてたりしてるということがわかりました。親知らずって噛み合わせにも影響があるのですね。

日本では虫歯にならない限りは親知らずを抜きませんが、アメリカでは、親知らずは不要なのでさっさと抜いてしまおうという考えとのこと。

抜くときは麻酔もしてたので痛くもなかったのですが、その後が結構気持ち悪かったですし、今でも穴が空いてるのがとても違和感があります…。まだ右側しか抜いていないので、これから左側を抜くことを考えると非常にナーバスです。抜く瞬間は意外とあっという間で、恐ろしいほどにあっという間に抜けてしまいました。えー、永久歯ってこんなにあっさりと抜けてしまうものなのか。

英語では親知らずはwisdom teethというそうです。

歯を抜くとそこには大きな穴がしばらくあるのですが、1ヶ月くらいで歯茎が成長して穴は塞がってきます。人体の不思議…。この穴にゴミが入ると化膿したりするので、最初の数時間はガーゼを噛んでるように言われ、また、ポテトチップスやポップコーンはカスが入りやすいのでしばらく食べないようにという注意もありました。



追加
アメリカでは歯科医療の治療費が非常に高く医療保険もdentalだけ別になっています。ちょっと検査するだけで200ドルとか普通にかかってしまいます。少し歯でも抜こうものなら1000ドルくらいはかかってしまいます。勿論、赴任者の場合は会社からの補助があるので、日本にいるときと変わらないくらいの負担額ではあるのですが…。