雪の降る街

雪がしんしんと降り積もった街を歩いた。最初は祝日の月曜だし、一日家でゴロゴロしてようかな、とも思ったのだけど、仕事をしたかったし、(家であんまり仕事とか勉強出来ないんです、私。)家に籠もるのが好きじゃないのもあって、ブーツを履いて無理やり外に出てみました。

関東では久しぶりに思い切り積もったのですが、短時間で驚くほどの積雪量で、雪が屋根から落ちる音にびっくりしたほどです。

家から出て道を歩くと、久しぶりの雪の感覚。ここ数年、スキー場へも行ってなくて、懐かしい感覚に陥りました。降り積もったばかりの雪の上を歩くとこのままスキー板持ってきたら滑れるんじゃないのか、と思うほど。

雪だるま作ろうとしましたが、あまり寒いので諦めました。

私は四国の出身なので、あまり雪が積もらず、雪が降ると心が躍るのですが、正直ここまで積もるとどちらかというと普段の生活が脅かされる恐怖を感じてしまいました。都内の地上を走る電車のダイヤは激しく乱れ、帰宅困難者も出たとか出なかったとか。

なんとか、最寄りのサンマルクカフェに辿り着き、暖かいココアを飲みながら降り積もる雪を見て、PC仕事を進めていきました。

翌日からも街の残った雪を見ながら、私にしては珍しく都内のお客様を回りながら雪についてあれこれと世間話がてらお客様とお話したり。滑って腰を打った人が多かったみたいですね。

雪がくれた非日常を楽しみながらいつもよりノロノロ運転なタクシーやバスを乗り継いで。

今日は飛行機に乗って日本海側に向かっています。あちらはあいにくの大雪で条件付き飛行になってしまいました。果たしてちゃんと辿り着けるのかな。今日の羽田は昨日起こったB787緊急着陸の影響もあり、いつもより慌ただしかったです。

窓から見えた都内を俯瞰した風景はいつもより白くて、雪に翻弄された一週間。なんだか、この一週間はいつもより冬らしいなあ、と感じるのでした。

季節がこうやって巡るのもまた、日本の魅力なのかな、と染み染みと思いました。