Palo Altoにできた日本食定食屋Yayoi(やよい軒)に行ってきました。

3/4にPalo Altoのダウンタウン、目抜き通りであるUniversity Ave.にオープンしたやよい軒に早速3/6土曜日に行ってきました。

ちなみにPalo Altoと言えば、スティーブ・ジョブズの昔住んでた家があったり、そのジョブズが製品発売の度に立ち寄っていたというAppleストアがあった場所でもあったり、(今は少し場所を移転)facebookの本社があったところでもあったり(今はダウンタウンから少し離れたところへ移転)、マーク・ザッカーバーグが住んでいる街でもあり、あのイーロン・マスクの経営するテスラモーターズの本社があるところでもあります。近くには名門スタンフォード大学もあります。

高級住宅が立ち並ぶところもあります。
まさにシリコンバレーのど真ん中といった場所かと思います。

ちなみに先日2月にクパチーノに進出したくら寿司は開店から約一カ月経った今でもかなり行列してます。が、まだ行けてません。

シリコンバレーの人たちは新しいもの好きだからか、それとも様々な媒体でも取り上げられていたためか、それともPalo Altoは近くにスタンフォード大学もあるし週末の夜はいつも混み合うためか、わかりませんが、激しい雨が降っているにも関わらず、やよい軒は満席で7-8組が待っていました。


店舗の場所はパン屋パリスバケットユニオンバンクがある交差点です。確か以前は日本食居酒屋があったはずですが、昨年閉店していました。

店舗はすっかりモダンに改装されていました。何気にこういう和テイストのモダンな店内内装の日本食料理屋はそれほど多くないですよね。サンノゼジャパンタウンとかも久保田くらいしかないです。居酒屋ならSumikaとかTanto、Enなどがありますが。

せっかく来たので名前を伝えて諦めずに待ってみることにしました。7:30から並び始めて結局待つこと30分で席に通されたのが夜8時くらいでした。ホールは7人くらいいて、レジは日本人の社員と思しき方でした。

今のところ、夜9時までが営業時間のようなので、ギリギリというところでしょうか。8時半くらいになると客足も途絶えたので、やはり定食屋としてはこんな感じかなあーと思います。

アルコールはビールやワインはありますが、ビールが6ドル、グラスワインが9ドルくらいとそんなに安くはないです。ここでワイン飲むくらいなら少し歩いてPalo Altoにあるワインルームなどの飲み屋に場所を移した方が美味しいワインは飲めるかなあ、と思います。



新装開店なので、店舗ももちろん清潔で、店員もよく行き届いたオープニングスタッフという印象を受けました。
注文はタブレットを使って注文する方式になっており、発注が今、料理中、完成、サーブの状況もわかるようになっています。
食券システムと券売機ではありませんでしたが、似た方式を再現した感じでしょうか。

今回はチキン南蛮定食とカツとじ定食を頼みました。お値段的には15ドル近辺。今の為替レートで言えば1800円くらいですかね?
おかずにご飯に味噌汁、小鉢、漬物が出てきました。

日本で定番という白ごはんおかわりはありませんでして、白ごはんのおかわりは出来ず別途2ドルで注文という形になります。
お味噌汁もそうです。まー、これは仕方ないか。

チップを受け取らないシステムにしているとのことで、カードで支払いましたがチップ支払いは不要でした。
これはシリコンバレー界隈では割合珍しいと感じました。普通は15/18/20%くらいは支払うんですけどね。
個人的にはチップ無しは結構助かるなあ、と感じてます。
まー、Chip includingということなのでしょうけども。支払いはレジでテーブル番号を伝えて支払うようになっていました。

料理の味ですが、かなり美味しい、と感じました。これはアメリカ生活が1年半近くになってきて、私の舌がかーなーり、アメリカナイズされて補正が入ってしまってると思うんですよね。おそらく日本から来た人には普通に感じると思うのですが、日本の味がご無沙汰になってる人からすると、本当に日本の味をうまく再現できてると驚きました。
店長らしき男性に聞いてみたところ、日本から調味料などは輸入して同じものを使っている、とのことでした。

今はどちらかというと、物珍しさで賑わってるようですが、個人的には今後も繁盛し続けてほしいなあ、と感じた次第です。