WFHから10か月くらい経った日記

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WFH生活から約10ヶ月、shelter in place orderからも9ヶ月以上経ちました。


カリフォルニア州は夏以降は徐々に経済再開の様相を呈していて、レストランは最初は持ち帰りのみでオープン出来ていなかったのが、外席のみオープンできるようになっていきました。しかし、ここに来て感染者数が激増しICUの余裕が無くなって来たために、再度、カリフォルニアの大半の郡で規制が強化されることになり、これからはレストランは外席も当面、NGに…またもや、美容室もクローズに…プリスクールはクローズにならず、オッケーなのが唯一の救いです。


ということで別れを惜しむように今年の最後の外食にSFのタルティーンマニュファクトリーに行って来ました。
タルティーンベーカリー系列のレストランなのですが、隣にはヒースセラミックもあり、皿を物色したりもしました。


お昼どきということもあって、割と混んでいましたが、きちんと外席は間隔を開けて、メニュー表は無く、スマホQRコードを撮ったらメニュー表にアクセスしてそのまま、スマホ決裁という流れになっていて驚きました。コンタクトレスもここまで進むと、お店との関わり方も変わって来てしまうなあと。これまでアメリカに来て何度となくクレジットカードで支払いするたびにサインして来たわけですが、その面倒な儀礼的な流れも無くなってしまうとなんだか寂しいような気もします。いや、サクッと帰れるので楽は楽なんですけども。


タルティーンのクロワッサンやサンドイッチは流石に美味しくて、家族で楽しくご飯を食べていたのですが、そこにちょっとサンフランシスコではよく見かけるような話が通じなさそうなひげもじゃのマスクをしていない男性がよく分からないことを喚きながらストリートを通りかかりました。

 タルティーンの外席は店と通りの先の車道にせり出して作られているので、歩道を歩く人は店の前と客席の間を通ることになるわけで、乱入者には店側は対処しなくてはならなくなりました。乱入者は客席の客に絡み始め、お店の方が止めに入るわけですが、そこでもめ始めて、乱入者を注意する店員を乱入者が叩いたり殴ったりする場面もありましたが店長さんが毅然とした態度で電話しながら警察を呼んでるよ、と伝えたようで、乱入者はそのうち、喚きながら去っていきました。その後、数分でほどなくして警察官がやって来ましたが、既に乱入者は現場から立ち去り居なくなっており、捕物が始まるような展開にはなりませんでした。
一連の事態を少し離れた客席から見ていましたが、途中、かなりの緊張感であわや乱闘となりそうでどうやって娘や妻を守ろうかとばかり、考えていました…。
せっかくのランチの気分は台無しに…外席にはこういう問題もあるわけですね。サンフランシスコではこんなことも日常茶飯事かもしれませんが、普段サンタクララで引きこもり生活をしている私たちからするとちょっとショッキングな光景で、あまり娘にも見せたくない状況ではありました。
その後、娘からは
「なんであのおじさんはあんなことをしたのか、なぜ、あのおじさんだけ、マスクをしてなかったのか」
と夜まで再三再四聴かれましたが疑問も当然かと思います。
「世の中には説明がつかない行動を取る人たちが結構いる…」ということを4歳の娘に分かってもらうのはまだ難しいのかもしれませんが、危ないところにはなるべく近づかないようにしなくてはと思わされました。その後、帰り道にサンフランシスコの街中を少し車で通り抜けましたが、雰囲気はよろしくなく、あまり楽しくはありませんでした。
少し前ですが、サンクスギビングではホールフーズで買った味付け完了したターキーを焼いたりもしました。
仕事は早くも年末進行でして、仕事でも毎年恒例のことをやりながら、今年特有のやることもいくつかあったりして家で仕事しているのにとんでもなく平日は忙しい状況が続いています…。
夜、力尽きるまで仕事してる日もちらほら…果たしてこれが来年以降マシになるのか否か…