■はじめに
さて、過去にも一度、イエローストーン国立公園は行ったことがあるわけですが、そろそろ駐在生活もラストスパートに差し掛かり、この夏はどこに行くか?ということを妻と検討した結果、4年前の5月には行けなかったグランドティトン国立公園に行くことにしました。
前回の記事はこちら。もう4年も前になります。
そして、わざわざグランドティトンに行くからには、2回目ではありますが、すぐ真北にあるイエローストーンへも行こう、ということになりました。
■ルート検討
今回は最初はサンノゼからジャクソンへの空路を検討していました。
なにせ、陸路は既に一度経験済みな上に、当時よりも家族は1人増えて4人家族になっているわけで、大変さはさらに増すということがわかっていたからです。しかし、まだ北米で続くコロナ禍の中で、飛行機代とレンタカー代は高騰していて、お安くない状況。今回は、国立公園ではできるだけロッジに泊まりたいとも思っていましたので、どうしても節約を考えると、陸路という選択肢になってしまいました。
グランドティトン国立公園はジャクソン空港が国立公園の敷地内にあるので、普通はやはり、空路で入っていくのが王道と思います。いつの日か、グランドティトン国立公園へ再訪する機会があれば、今度こそ、空路でジャクソン空港に降り立ちたいと思います。
というわけで、今回の旅程はこういう感じになりました。
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- 初日 出発日、いざTwin Fallsへ
- 2日目 グランドティトン国立公園初日
- 3日目 グランドティトン国立公園2日目
- 4日目 グランドティトン国立公園からイエローストーン国立公園へ
- 5日目 イエローストーン国立公園
- 6日目 イエローストーン国立公園最終日、エルコへ移動
- 7日目 エルコから帰宅
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初日 出発日、いざTwin Fallsへ
朝3時起きで、4時前に家を出発。車で一路、アイダホ州のTwin Fallsへ。
朝ごはんは妻が事前に用意してくれていた、おにぎり。
昼ごはんはスターバックス。
今回の旅程ではスタバが大活躍でした。正直、トイレ休憩&食事&コーヒー補給がスマートに出来、Wi-fiも繋がるし、電源も充電できるスタバは最強かなと。コロナ禍でもお店を開けているところも多く、人出不足感もありませんでした。(ほかのお店やレストランではコロナ禍の影響か、人手不足感を感じることが多い旅でもありました)
Twin Fallsに着いて夕方、ショーショーニ滝をみました。Twin Fallsは水量が減っていて4年前に見たほどの迫力は無かったですが、それでも雄大な滝が見られました。アイダホ州はとっても暑かった。車から降りるとあまりの暑さに驚きました。
本当はElevation 486というレストランで渓谷が一望できるところから夕食を食べたかったのですが、調べ始めたのが遅すぎたため、予約で満席で断念。実際に、ウォークインで入れないか、と思い足を運んでみましたが、やはり無理でした。Outdoor Diningで渓谷が見える最高のレストランに見えました。
ホテルはHoliday innで夕食。
Holiday Inn内のレストランがダメだったか?と言えば、そういうことも無く、なかなか地元のビールがあったり、美味しくご飯が食べられました。景色を見ながら、というのも魅力的なオファーでしたが、またいつか。。。
a(土)グランドティトン国立公園初日
朝起きてから、夕食の残りと朝ごはんに買っておいたサトウのごはんを食べてから、一路、グランドティトン国立公園へ。
朝、Twin Falls近くの橋も見ました。
https://www.youmaga.com/odekake/seattleguide/spot/spot_grandteton/
グランドティトン国立公園はアイダホ州からワイオミング州に入って山を越えて、ジャクソンの街を超えて、入っていきました。アイダホ州からジャクソンを通りかかるかなり手前にアイスクリーム屋さんがあって、そこで休憩しました。
この看板が目印。
自分が食べたくて、ダブルにしてみたら、とんでもない量のアイスが出てきて家族4人で食べました・・・。いや、大サービスしすぎ・・・。
昼過ぎ、1時半頃にJackson Lake Lodge ジャクソンレイクロッジに到着し、レストランで昼食と相成りました。ジャクソンレイクロッジは宿泊しなくても一度は立ち寄ると良い、という触れ込みでしたので立ち寄りました。なかなか良いホテルのロビーでした。ジャクソンレイクロッジは今回宿泊したかったホテルではありましたが。1泊450ドル以上するのでなかなか高くて泊まれる気がしませんでした・・・。
どうもカリフォルニア州の食事代に慣れすぎているせいか、アイダホ州やワイオミングでの食事代をめちゃ高いとまでは思わなくなっている自分がいた気がします。ヨセミテのアワニ―ホテルのサンドイッチよりは相当安いかなと思いました。(ヨセミテのアワニ―ホテルのサンドイッチは25ドルくらいした)
さて、グランドティトン国立公園はまさに標高2000m級を超えるティトン山やそれに連なる連山を「様々な角度から眺めるためにあるような国立公園」で、標高の高い高山にあるため、避暑地としても有名です。
ただ、折からの山火事と少しすぐれない天気のせいもあって、今回はこのティトン山があまり遠くからは薄曇りで見られないという悲しい展開になってしまいました。初日はジャクソンレイクビレッジで少し遅めの昼食を摂った後は、ジェニーレイクのドライブウェイを走った後、リーレイクの近くのトレイルにチャレンジしました。
よくよく後で写真を見返してみると、初日が一番、グランドティトン国立公園のティトン山がよく見えていました。もっと初日に山々を見ておけばよかった!1時間半ほどのトレイルを済ませて、Colter bay VillageにあるColter Bay Lodge(コルターベイロッジ)に向かいました。
今日の宿泊地はコルターベイロッジというロッジでした。夕食はコルターベイロッジのレストランでSalmonを食べたのですが、かなりのサイズ感でちょっと食べすぎました。
かなり歴史を感じるログハウスに宿泊。写真ではソファがありますが、私の部屋にはソファや敷物はありませんでした。
1点、失敗したのがドライヤーを忘れたことでした。
アメリカなどの海外旅行時にドライヤーを持っていくこと、というのは旅する人の間では常識というか、基本中の基本とも言えますが、やはりドライヤーは嵩張るし、正直、部屋にドライヤーが無い宿泊先はずいぶん久しぶりでした。前日に宿泊したHoliday innとの落差もかなり感じたのでした。
また、国立公園内のロッジはあまり現代のホテルほどに進化を遂げていないことも多く、10-20年前のレベル感の設備であることが多いです。5-6年前とは違って、アメリカで国内旅行をして、ドライヤーが無かったことはあまり無くなっていたのですが、今回は少し甘く見ていました。
アメリカの国立公園ではLTEや5G通信が入らないことも多く、また、部屋にはWi-fiも無かったりするので、本当に隔絶された環境になります。そのため、地図アプリや地図はかなり重要になってきます。また、事前の情報収集も大変重要になってきます。今の時代、アンテナの設置自体は難しいことではなさそうですが、敢えて、バケーションを楽しめるようにこうした国立公園内では通信環境をそこまで整えていないのではないかなあとも穿った見方をしてしまいます。
また、もう少し床をきれいに拭き掃除してくれていたらなあ、と思ってしまいました。アメリカの宿は土足であることが多いのですが、土足大前提のフローリングの部屋で、少し残念でした。シャワールームが独特のデザインになっていて、日本で言うところの漫画喫茶のシャワールームみたいな建付けになっていたのは驚きました。なぜか、透明ガラス張り・・・。丸見え・・・。部屋は少し寒く、布団にくるまって寝ました。
とはいえ、こういうログハウスっぽい宿は嫌いではありません。入るときに少し埃っぽい田舎の家のにおいがしたのもまた、ご愛敬といったところでしょうか。ホテルの清掃は2日間の間は無い、ということでした。
(日)グランドティトン国立公園2日目
朝、コルターベイロッジで目が覚めると、朝ごはんは前日の冷めたピザの残りを食べて、身支度を整えていそいそとJenny Lakeへ向かいました。駐車場は混んでいましたが、Jenny Lakeのにある船着き場から船に乗って対岸に向かいました。
https://www.youmaga.com/odekake/seattleguide/spot/spot_grandteton/
船は15分おきに出ているので、大して並ばずに済みました。
船を降りてから、次女を抱っこ紐に抱えてトレッキング開始。
10分もしないうちにHidden Fallsという素敵な滝を見ることが出来ました。
そのあと、さらにどんどん高台まで歩き続けると30分もかからないくらいで小高い丘のてっぺん、Inspiration Point インスピレーションポイントへたどり着きました。
昼食は朝、ロッジ近くの売店で買っておいた食パンにチーズとハムを挟んだお手製サンドイッチでした。サンドイッチをどうにかして食べようとして小さなリスが近づいてくるのが面白かったですね。次女はリスが近づいてくると泣きながら逃げ回っていました。リスに噛まれたりすると危険なので、餌はあげないようにしないといけません。
インスピレーションポイントからはまた船着き場まで30分くらいで山を降りていきました。船に乗って、また、Jenny Lakeの船着き場まで戻ってきました。
今日はグランドティトン国立公園の様々なエリアを見て回りました。
Cunningham Cabin(カニンガムキャビン)というところでは、Badger(バジャー)という名前のアナグマを見かけました。このアナグマ、どうやら夜行性だそうでして、後でレンジャーにも聞いてみたところ、レンジャーもなかなか見ることは無いそうです。ここまでドアップで写真を撮影できることそのものが大変貴重とのことでした。
夕方にはSignal Mountain (シグナルマウンテン)にも車で上りました。
シグナルマウンテンからは山火事によるもやがひどくて、ティトン山を見ることはできませんでした。うーん、残念。
夕食はコルターベイロッジのカフェでピザを食べました。
頼んだピザのサイズが大きくて、結局、半分くらいしか食べられなくて翌朝の朝ごはんに回りました。コルターベイロッジのごはんはどれもこれも量が多かった・・・。日本人なら1人分を2人で分けても良いくらいの分量でした。
レストランで飲めるビールの1つ、Snake River (スネークリバー)IPA。なかなかおいしかったです。というか、歩き回った後のビールは格別でした。
今日もコルターベイロッジで宿泊しました。
(月)グランドティトン国立公園からイエローストーン国立公園へ
今日は早朝、Oxbow Bend (オックスボウベンド)というスネークリバーの曲がりくねった部分の場所へ行き、動物が見られないか、チャレンジしました。結論から言えば、動物を見ることはできませんでしたが、早朝の静かな川岸で水鳥がすいーっと泳いでいるさまを見るのはそれはそれで気持ちが良い朝の迎え方でした。
そして、その後、コルターベイのビレッジに戻り、朝ごはんを食べました。朝の支度を改めて整えて、チェックアウトしました。
ここまではのんびりした穏やかな朝でした。が。。。
グランドティトンで船に乗る予定を立てていて、妻が予約も入れてくれていました。てっきり、コルターベイロッジのベイから船が出るものと思い込んでいたのですが、これは完全に勘違いで、ジェニーレイクから出発するということに朝、気が付きました。
そもそも論で、ジャクソンレイクのコルターベイは天気のせいか、水が枯れていて、ヨットハーバーもクローズしていました。そのことに朝になるまで気が付かずのんびりコルターベイ近くのトレイルを歩いて船の時間まで過ごすところでした。
しかし、どうもこれはおかしい、と異変に気が付き、予約した紙を改めてしげしげと眺めると、Jenny Lake Boatingと書いてある。いや、これはJenny Lakeでしょ、ということで、湖違いであることに気が付きました。
9時15分に慌てて、ジェニーレイクへ移動。車でなんとか向かい、9時40分にジェニーレイクの駐車場へ到着。そこから娘たちと激走し、ジェニーレイクの船着き場に着いたのは10時出発の船で、9:50を過ぎていました。なんとか駐車場から全力で船着き場まで走って走って、間に合いました。船着き場のお兄さんが点呼を始めるまで後1分、というくらいの時間差でした。やはり、事前に予約した場所はしっかりと、記録に残して道筋がわかっていないと危険ですね。。。だって、コルターベイロッジ、全然電波入らないんだもの。。。ネットで調べようとしてもできなくて後回しになっていました。
結局、昨日のボートの際にも乗った同じ場所、同じ船でした。
しかし、昨日の対岸への渡し船と違って、今回の「クルーズ」はジェニーレイクの湖上から周辺の山々を観たり、自然を観察したりしつつ、船の操縦者兼ガイドさんが色々とグランドティトン国立公園について説明してくれるような流れになっていました。
このガイドさんが英語もとても聞き取りやすくて、とても楽しく色々話をしてくれました。
ガイドさんは17年もグランドティトン国立公園で観光船のガイドをしてて、冬にはスキーのインストラクターもしていると言っていました。また、インスタグラムアカウントを持っていて、そのインスタアカウントの投稿の9割は自分がしている、とも言っていました。
なかなか素敵な写真や動画が見られます。
https://www.instagram.com/jennylakeboating/
Jenny Lakeという湖自体、とても美しい湖で、ティトンの山々も近くから仰ぎ見るような形で見られてとても楽しかったです。
ガイドさんが話すお話の中で、以下の話が印象的でした。過去にグランドティトン国立公園が国立公園として選ばれた際の経緯が説明されていました。
- おおよそ100年くらい前のアメリカ人たちが、国立公園の自然をきちんと自分たちの子ども、孫の代まで引き継いでいかなければならないと考えて、当時乱獲されていた様々な動物や自然を「エコシステム全体として保護するべく」、国立公園とした。
- アメリカでは、寄付の文化がしっかりと根付いているからこそ、こうした動きがあります。
- こうした国立公園化の前に激しい負の歴史もあり、たとえば、様々な動物や先住民がひどい目に遭っているので、何も美談ばかりでは決してないのです。
まず、志が高く、資金のある篤志家でなければ、出来ないことだとも思いました。
今回、コロナ禍&温暖化による山火事シーズンで訪れた国立公園を体験しながら、ふと考えさせられました。果たして私たちは贈り物を将来の自分たちの子孫に残せるのだろうか。私たちの親世代や祖父世代は経済は発展させて、豊かになったことで、自分たちは幸せたけど、地球環境は追い詰められてしまったわけで、私たちの世代でそれを食い止めることが本当にできるのか、と。また、昨年から始まったコロナ禍ひとつ、食い止められず、感染し放題の現状で、どうやって、次世代によりよい環境を残していけるだろうか。。。と。旅行しながら、ではあまり説得力もありませんが・・・。
船から降りた後は、昼食をジャクソンレイクロッジのカフェで買って食べて、その後、一路、イエローストーン国立公園へ向かいました。
■イエローストーン国立公園1日目
イエローストーン国立公園は4年振りでしたが、一路、入園後はそのままOld faithful オールドフェイスフルへ行きました。
夕方4時頃に到着して、そこからちょうど運よく始まったオールドフェイスフルの噴出をまずは眺め、その後、オールドフェイスフル周辺の間欠泉を見て回ることにしました。4年前にはありませんでしたが、今ではイエローストーン国立公園も専用アプリがあって、地図がDLできたり、間欠泉の噴出の時間を確かめることができます。(TBDってなってる時も多いし、+ー2時間ってなっていることも多いんですけどね。)これが超便利でしたので、事前のDLをお勧めします。
https://www.youmaga.com/odekake/seattleguide/spot/spot_yellowstone/
Morning Glowly(モーニンググローリー)を観たりして、ぐるっと一回りして、戻ると結局、夜になっていました。相変わらず、間欠泉は素敵。
今回はOld faithful Innオールドフェイスフルインの建物の中も覗きました。巨大ログハウスなわけですが、これは一見の価値がある建物と言えるでしょう。例年、イエローストーンがオープンし始める5月10日前後から入れるそうですが、前回は5月のGW連休中期間で、オープン前で屋内には入れていませんでした。
結局、レストランは1時間半待ちで入れず、晩御飯は買えず、少し、2階のデッキでゆっくりした後、晩御飯はオールドフェイスフルインのカフェで買って食べました。
今日の宿泊先はイエローストーン国立公園の中にあるGrant Lodgeというロッジでした。遅い時間までオールドフェイスフルインで間欠泉を見ていたり、晩御飯もオールドフェイスフルの近くのカフェで食べた関係で、Grant Lodgeまで戻るのに1時間弱かかり、チェックイン自体は夜9時頃と、かなり夜遅くになってしまいました。着いたらすっかり真っ暗になっていました。
Grant Lodge自体は前評判通り、「イエローストーン国立公園っぽくないロッジ」でして、割と普通のビジネスホテルに近いホテルの作りで、グランドティトン国立公園とは違ってドライヤーもあって、安心して寝ることもできました。
(火)イエローストーン国立公園2日目
イエローストーン2日目は朝からバイソンを見る旅に出ました。ノース側へ自動車を走らせていくとバイソンやエルクにも出会うことが出来ました。
そして、前回も来た滝をみました。これ、Grand Canyon of Yellow Stoneという仰々しい名前の場所で、様々な場所からUpper FallsとLower Fallsを見ることが出来ます。
Artist Pointからの眺めは絶景でありました。4年前よりも観光バスがいない分、空いていました。(4年前はそこら中にやけに黄色い中国人向け観光バスが走っていました。。今回は1台しか見ませんでしたが。)
ロウワーフォールズ上の展望デッキ (Brink of Lower Falls)まではBrink of Lower Fallsトレイルヘッド (スタート地点)の駐車場から片道約30分で行けました。とはいえ、ここは急峻な坂でして、整備はされているものの、子どもを抱っこ紐で運びながら登るのはこれまたなかなか骨が折れました。
滝の眺めはここもやはりなかなかの迫力でした。流石にここには柵がありました。。。
滝を見終わったあとは、Canyon Lodgeでご飯を食べました。
その後、ぐるっとイエローストーンを移動して、Grand Prismatic Springまで移動しました。
今回は、前回は横から見ただけのGrand Prismatic Springにも行きました。別記事によると、結構底が深い熱水泉です。そして、113Mも直径があるのは意外にも思えました。思っていたより大きいんですね。。。このアングルで見るためには少し離れたFairy Falls Trailheadから歩いて小高い丘の上から見る必要があります。 往復で子連れだと小一時間掛かってしまいましたが、見に行く価値はあるでしょう。
鮮やかな虹色の輪に縁取られたコバルトブルーの熱水泉。中央の真っ青な部分は水温が160°F(約70°C)と非常に高く、縁にいくにつれて温度が下がり、さまざまなバクテリアが繁殖して、黄色、緑や茶色とカラフルな色彩に。熱水泉の深さは121ft (約37m)、直径は約370ft(約113m)もある。
この後、別の間欠泉 Great Fountain Geyserに移動しました。いやー、ここで1時間半くらい待ちましたが、結局、噴出は見られませんでした。難しい。+ー2時間の精度でしたが、夕方4時45分くらいに通りかかってまさにこれからか、と思いきや、結局6時半くらいまで待っても噴出しませんでした。。。難しい。また、待っている間、夕立が降り出したりして、大変でした。
隣の間欠泉は何度も噴出していたので、こちらは見ることが出来ました。
パーク最終日(水曜日)→Elkoへ移動
最終日は未明から雨が降っていて夜中にも雷が落ちたりと、残念な天気。
帰る前に1か所だけ立ち寄って帰ろうということで、朝に近くのお店で傘を買って、再び、熱泉を見て回りました。ここはGrant Lodgeからはすぐ近くにあるWest ThumbではLakeの近くにある間欠泉スポットで、何種類もの、熱水泉を見ることが出来ました。また、ほかのエリアと同じくですが、ボードウォークが整備されているので、雨でも滑ったりするようなこともありませんでした。天気が良いと湖も見えてとても風光明媚な場所のようです。
天気が良いともっと美しいようです。
Fishing Coneという間欠泉もありましたが、湖の中にあって、ここで釣った魚を放り込むとすぐに煮えるということから大昔にはそういうことをしていた人たちがいたところからこういう名前のようです。ただ、間欠泉から吹き出る泉は高温の熱水ですので、大やけどする人が絶えなかったとか。。。
雨で滑ることも無く、なんとか無事観光を終えて、帰路に。
帰り道は南下してグランティトンを通過しました。やはりこちらもあいにくの天気でしたが、ティトン連山を横目に帰路につきました。目指すはネバダ州のElko!
Chruch of the transfigurationにも寄りましたが、教会の中からはTeton連山を見ることはできませんでした。山火事が無くて、天気が悪くなければなあ・・・。
最終日 (木)Elko→San Joseへひたすら移動日
というわけで、無事1週間の旅を終えて帰ってきました。猫は2年ぶりにCat Sitterにお願いしていました。帰宅したところ、猫も元気でした。
さて、今回、グランティトン国立公園とイエローストーン国立公園に行ってきましたが、、、感想としてはグランティトンに関してはいつの日か、リベンジしたいという気持ちでいっぱいです。実際には実現が難しいでしょうけども。山火事の煙や、雨が無ければもっともっと素敵な場所であることは想像に難くありませんでしたが、想像することしかできないのが残念無念。やはりこういう自然は写真や動画ではなく、肉眼で体験したいなあとつくづく思いました。
色々調べてみて思うのは、本当は6月くらいに飛行機で行くべきところなんでしょう。お金も時間もそこまで余裕が無いとなかなか難しいものですね。。。